ベロハウス(Velo House) オープン当初からのご入居者様であるNさんにお話を伺いました。
聞き手:ポケット・クリエイション(自転車はママチャリレベル)
毎日、ピストバイクで職場まで通勤
――よろしくお願いいたします。ベロハウス(Velo House) は「サイクリストのためのシェアハウス」というのがメインコンセプトですが、Nさんもサイクリストなのですね?
Nさん 私はピストバイクを2台持っています。一台は故障していて乗れないのですけど。それで毎日、都心の職場まで自転車通勤しています。
――ピストバイクというのは、どういった特徴がある自転車ですか?
Nさん ピストバイクというのは、ギアが固定されている自転車のことです。一時期、ブレーキがついていない自転車に乗る人が増えて、事故も多発しましたが、私のバイクはちゃんとブレーキがついているモデルです。
――自転車通勤ということですが、距離はどれくらいですか?
Nさん 職場は新宿区にあり、片道約12kmを40分くらいかけて通っています。ピストバイクは変速機がなく坂道がつらいので、なるべく坂道を避けるルートを見つけて乗っています。
――雨の日も自転車通勤ですか?
Nさん 朝から雨が降っている場合は電車に切り替えます。ベロハウス(Velo House)は駅まで5分くらいなので、どちらでも通えるというのが大きなメリットのひとつですね。
――週末のサイクリングなどは?
Nさん ピストバイクはロングライドには向いていないので、あまり遠くまで出かけるということはないですね。たまに築地まで行ってお昼を食べて帰って来る、という程度で、もっぱら通勤用ですね。
「シェアハウス」「サイクリスト向け」「快適な居室」
「おいしいやきとん屋や商店街のある街・中野区野方」
3拍子も4拍子もそろった物件がベロハウスだった・・・
――もともとシェアハウスに興味があったのですか?
Nさん いえ、そういうわけではないです。実は、以前は弟2人と一緒に、男3人マンション暮らしをしていたんですが、弟が就職し社員寮に入ることになって、それを機にそれぞれ住まいを持とう、ということになったんです。ただ、いざとなると急に「1人暮らし」というのもちょっとさびしくて(笑)。
――なんとなくわかります。
Nさん それで、趣味が自転車なので、「駐輪場完備」か「室内が広くて自転車を運び込める」シェアハウスといった条件で探し始めましたね。
――エリアについては?
Nさん もともと新宿区のはずれに住んでいたんですが、実は野方にはちょくちょく来ていたんです。
――目的は?
Nさん 「やきとん屋」です(笑)。野方、沼袋のあたりは、おいしいやきとん屋・やきとり屋さんが多いエリアとして知られていますよね。
――私もよくお世話になっています(笑)
Nさん それで野方にちょくちょく来ては、いろんなお店を食べ歩いていました。あとは、私は商店街のある街が好きで、その点でも、野方は活気があって「すごく雰囲気のいい街だな」と思っていました。
――どういう方法でベロハウスを探しましたか?
Nさん 「ひつじ不動産」というシェアハウス専用のサイトで検索しました。タイミング良くベロハウスがオープンしたという記事が目に入って、候補のひとつにしました。
――ほかにも候補物件はあったんですか?
Nさん 実は、ベロハウスの前に2物件、内見させてもらいました。3物件目がベロハウスだったんですが、内見時に「即決」しました。
――他の物件と比較してベロハウスの印象はいかがでしたか?
Nさん 「広い」というのが第一印象ですね。サイクリストのための設備も充実していますが、スペースが広々と確保されているのが何より大事だと思っていましたから、このリビング&ガレージスペースはとても魅力的でした。
キッチンも広いし、とても高級感があり、特徴的でした。
居室も、ただ壁で区切ったようなシェアハウスも多いかと思うんですが、ベロハウス(Velo House) はきちんと独立性が保たれているというか、社会人が十分ゆったりと過ごせる空間になっているなと感じました。
――ベロハウスは他の物件に比べて、家賃+共益費がちょっと高めですが、その点は気にならなかったですか?
Nさん 共益費・管理費もいろんな考え方があるかと思うんですね。たとえば、光熱費については、毎月、全体で使用した分を頭割りして負担する、という物件もあったんですが、それは正直、面倒くさいし、トラブルの原因になってしまうのでは?と思ってしまいます。その点、ベロハウスは電気代、水道代、ガス代も込みで一律ですし、さらにインターネット代も入っているというのが私にとっては魅力的でした。
――シェアハウスにはいろいろなルール、マナーもありますね。
Nさん 他の物件では、週一回、入居者同士の会合をルール化しているところもありました。私は社会人ですし、ルール化までしなくてもいいのではないか?と思うタイプなので。ベロハウス(Velo House) にはそうしたルールがないので安心しました。
――「ひつじ不動産」のホームページには、シェアハウス選びの重要ポイントとして「管理者との相性」があげられていますが、その点は?
Nさん 内見のときに、管理者である有限会社竹由の竹内さんの対応がとても良くて、好感を持ったのが決め手でしたよ。たまに一緒に飲みに行ったり、なんでも気軽に話せる方なので安心です。なので、関係は非常に良好ですし、その点でもオススメです。
屋内駐輪システム、メンテナンススペース、何より「広さ」がサイクリストにとっては重要!
――さて、実際の住み心地についてお聞きしたいのですが、サイクリスト向けの設備がいろいろありますが、使い勝手はいかがですか?
Nさん 使い勝手はとてもいいですよね。まずなんといっても、自転車を屋内にいれておけるというのは、サイクリストにとっては最大のポイントだと思います。壁掛け駐輪システムは、入居者一人あたり2台分割り当てられているのも助かります。
――壁にズラリと自転車が並んでいると、サイクリストとしてはうれしいものですか?
Nさん そうですね。ニヤニヤしてしまいます。自転車って、ロードバイクとかピストバイクとかっていう違いもありますけど、やっぱりその人の個性が出るんですよね。「ああ、こういう乗り方しているんだな」とか、そういうことを思いながら自転車を眺めている時間が好きですね。
――サイクリストは、愛車のメンテナンスに気を使うそうですが、以前はどうされていたのですか?
Nさん 以前は普通のマンションに住んでいたんですが、ベランダが狭かったので、マンション前の道路に出てメンテナンスしていました。水も、バケツに汲んでわざわざ持っていかなくてはならなかったですし、他の住人の目も気になりました。
ベロハウスは、サイクリスト向けのシェアハウスというだけあって、外にゆったりとしたメンテナンス・スペースがあります。水道も下水も完備されているので、それまでのような苦労は一切なくなりました。他の入居者の方と自転車の話をしながら、楽しくメンテナンスしています。
――どれくらいの頻度でメンテナンスしているのですか?
Nさん 私の場合は1~2週間に一度、チェーンの汚れを落として、油を塗り替えたり、洗車したりしていますね。メンテナンス工具は一通り用意してあるので、あとはペーパーウエスとか洗剤とか、自分が必要なものを使っています。スタンドも備え付けてあるので、すごく楽です。
――Nさんは自転車のパーツをいじったりするのがお好きですか?
Nさん ピストバイクは構造がシンプルだということで、結構パーツをいじる方が多いと思うんですが、私もその一人だと思います。
パーツをいじるにしても、広いスペースが必要なので、このガレージ&リビングのスペースはとてもくつろげる空間です。
――他のご入居者さまとのコミュニケーションは?
Nさん それぞれ社会人で生活パターンが違いますが、顔を合わせた時は自然に声をかけあうという感じですね。
時間のある時は、リビングでドリンクを飲みながら自転車の話で盛り上がることもあります。
レースに出たり、遠くまでサイクリング旅行をする人もいるので、自転車のことはもちろんですが、いろいろな話が聞けて面白いです。
――ありがとうございました。今後、ご入居者からの情報発信なども行っていきたいので、ご協力をお願いします!